このコーナーでは、様々な仏教界のトップランナーたちが往復書簡という形で、意見を交換し、お寺の未来を予想し、生き生きとした仏教の将来を模索していこうという試みです。まずは、多くの書籍を出版されている釈徹宗先生と、鋭い視点で僧侶の皆さんと仏教を考えている仏教ファンで文筆家の小出遥子さんの往復書簡です。
ーーいかにも増田らしいのですが(笑)ーーこうした大枠だけ思いついたあとは細かい詰めはなしで大雑把にオファーしていたようですが、お引き受けいただきありがとうございました。さて、ここからどういう結末が導き出されるのか楽しみです。
釈徹宗(しゃく・てっしゅう)
1961年生まれ、大阪府出身。浄土真宗本願寺派の如来寺住職、相愛大教授(宗教思想)。
仏教解説、日本人の宗教観の研究から、落語と仏教の関わりなど多くの書籍がある。
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小出遥子(こいでようこ)
1984年生まれ。新潟県出身。対話の場づくり、瞑想指導、詩作・執筆・講演活動などを通して「本来的ないのち」のあり方を探究・発信。
いのちからはじまる対話の場「Temple」共同主宰。
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