レポート / 第14回仏教井戸端トーク「仏教プラクティス大阪編」

【開催概要】
日時:2018年7月29日(日)15:00(14:30~受付開始)
場所:三津寺(大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-7-12 地図
参加費:1000円(現地払い)
定員:30名
登壇者:加賀俊裕(三津寺副住職)、飯野顕志(王龍寺副住職)
司会:増田将之(公益財団法人仏教伝道協会)

ほぼ1年ぶりの出張イベントでした。実現までには紆余曲折がありましたが、なんとか本番にこぎつけました。
このイベントを行った会場の三津寺さんは大阪ミナミの心斎橋という繁華街のど真ん中に位置しており、周囲とは一線を画す建築物として非常に目立つのですが、当日は「灯籠ナイト」という恒例イベントも行われており、普段とは違う装飾などもされ、非常に賑やかで入りやすい環境だったことも手伝って、飛び入り参加を希望する方も現れました。

イベントはまず本堂で三津寺の加賀副住職による真言宗の瞑想の指南を受けました。
これまで主宰増田が関わってきたフリースタイルな僧侶たちや井戸端トークで行ってきた仏教プラクティスで真言宗の方にお願いしたときは、いつもは阿字観でしたが、今回はこの阿字観の手法を踏襲したやり方で絵写経を行いました。
絵写経をしている最中に加賀師による不動明王の真言が唱えられたのですが、写経中の真言が全く邪魔にならず、むしろ集中力が持続するような感じがしたのが非常に不思議でした。

その後休憩を挟んで、三津寺内の別の場所に移動し、黄檗宗の坐禅を体験しました。
今回意外だったのは初めて坐禅体験をすると答えた方が非常に多かったことです。これはやった甲斐がありました。

そして今回の目玉のひとつは始まりと終わりに行った般若心経のお勤めで、はじめは馴染みのある呉音による般若心経、終わりは唐音による般若心経を唱えました。
私達が日常使っている漢字の発音は漢音といい、唐王朝時代に漢民族の正統な読み方とされた発音です。
しかし、仏教では呉音といい、漢音よりも前の時代の呉王朝時代の発音が多く使われております。真言宗は呉音で読みます。
黄檗宗は中国から日本に伝わった仏教の中では新しいため、他の宗派とは発音が異なる明王朝時代の唐音を用います(他には皇室の菩提寺として有名な泉涌寺では宋音で読んだりします)。

このふたつの体験を無事終えて終了と相成りました。
印象的なのは「継続して行うことの大切さ」を説いた加賀師の言葉だったと思います。
また、仏教井戸端トークとしては関西出張をしたいと思います。

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