#4月8日はカレーを食べよう

永明寺(えいみょうじ)住職
松崎智海

(タイトルになっているハッシュタグを)発信しているのは長崎の浄土宗僧侶 吉田武士さん。いつもカレーのことばかりつぶやくカレー坊主として有名な方だ。また変なこと言ってるなぁと思っていたが、それに対する反応が意外で驚いた。そこには「食べました」という報告のリプライ(返事)が並んでいたのである。

おりしも、お釈迦様の誕生日である花まつりを盛り上げて、そこから仏教に親しんでもらいたいと考えていたところだった。正直、花まつりのコンテンツは弱い。もちろん宗教行事に強いも弱いもないのだが、一般の人が家庭で行えることがない。花まつりにやることと言えば“甘茶を誕生仏にかける(灌仏)”だ。しかし一般家庭でやるなんて無理。タカラトミーあたりから「花まつり灌仏セット」でも発売されない限り一般家庭ではハードルが高すぎる。

一方「カレーを食べよう」はどうか?国民食ともいわれるカレーは一般の家庭で普通に食べられている。工夫次第で色々なバリエーションが楽しめ、それぞれの個性を出すこともできる。大人数が集まる時でも比較的簡単に調理提供ができる。カレーの定義をスパイスを使用したインド料理とすればきっとお釈迦様も食べたに違いない。そして何よりみんなカレーが大好きだ(参考:ぐるなび 小学生が好きな食べ物ランキング2018)。
クリスマスにしても、恵方巻にしても、身近に浸透する行事には必ず「食」がついてくる。花まつりをムーブメントにするためには結婚式のスピーチよろしく「胃袋をつかむ」ことが大事だ。“花まつりにカレーを食べる”という習慣は花まつりを世間に浸透させる大きな可能性を持っている。

今年の「花まつり」はカレーをテーマにした。
「花まつり」という名称はお釈迦様の誕生日とは連想しにくい。だからネーミングは「永明寺シャカフェス2019カリー寺」とし、地域のカレー屋さんに集まってもらって食べ比べができる企画にした。
また全国のカレー好きの僧侶に集まって作った「ほとけさまのやさしい精進カレー」というレトルトカレーも販売する。レトルトカレーであれば、恵方巻のような食品ロスも防げるし、防災の観点から非常食としても活用できる。
カレーが大好きなユザーンさんのライブもする。
仏像に一番近いアイドル“みほとけ”さんのステージ&ふるまいカレーも行う。
主催者側ながら当日がどんなことになるか今から楽しみだ。

カレーとお寺の親和性はとても高い。カレーをテーマにすれば様々な企画をお寺が組むことができる。全国の仏教寺院の皆様にはぜひともカレーを活用してもらいたい。お釈迦様という偉大な方を生んだ文化は偉大である。その偉大な文化がカレーを生んだ。つまりカレーは偉大なのだ。4月8日はカレーを食べよう!

松崎師が地域のカレー屋さんを集め、お釈迦様の誕生日にカレーを食べよう!の「永明寺シャカフェス2019カリー寺」の詳細は以下のリンクからご覧いただけます。
永明寺シャカフェス2019カリー寺

4月6日(土)11:00~15:00@永明寺
※出店のお申し込みや、その他お問い合わせも上記まで。
入場自体は無料。カレーやライブ鑑賞は有料。
会場の永明寺はこちら