第3回仏教井戸端トーク「らかんさんといっしょ編」開催のお知らせ

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第3 回の仏教井戸端トークは「らかんさんといっしょ編」といたしました。ネーミングはちょっと遊んでますが、今回のテーマは「先人の思いとともに地域を盛り上げる」です。

仏教井戸端トークのこれまでの2 回は「人」に焦点を当ててお寺と地域活性の話を進めてみました。今回はお寺が長らく保持し続けてきた「仏像」に焦点を当て、地域活性の話をいたします。
有名な仏像があるお寺は数多くありますが、単に仏像があるというだけでお寺や地域の活性化を期待するには限界があります。また、歴史的事実や美術的見地から仏像を鑑賞することは、ある程度お寺や地域の知名度維持に貢献しますが、活性化という点からは果たしてどうか?

お寺を守り、地域文化を守り、外の人に知ってもらうには、「先人の思い」を引き継ぎ、それを活かしながら、我々の思いを乗せることではないか。後世の人達にいずれ「先人」という言葉でひとくくりにされる私たちだって、彼らに我々の思いを汲み取ってほしいとちょっと思います(^_^;)。

とかく「先人の思い」が置き去りにされがちな現代ですが、かと言っていきなり「先人の思い」と言われても難しいのも事実。そこで、日々先人の残したものを引き入れながら現代を観る僧侶と、先人の残したものと技術の対話をして未来へ語りかける仏師のご両人を招き、先人の思いを汲み取る日常をお話いただき、さらに学芸員の資格を持つ方の見地も加え、それを参加された人それぞれの中で感じ取って持ち帰っていただければと思います。

注意していただきたいのは、登壇される方のお話や感覚は「正解ではない」ということです。それぞれ個人的体験からお話いただく事柄だからです。ただ、これまでとは違う感覚で仏像、お寺、ひいては「見方のコツ」を知ることでそれぞれの地域との関わり方も少し変わってくるのではないでしょうか?

今回登壇していただく方は、東京、目黒の五百羅漢寺住職の佐山拓郎上人と、同じく五百羅漢寺の僧侶で学芸員の資格を持つ堀研心上人。そして、彫刻家で仏師の加藤巍山氏をお招きし、今も300 体以上の羅漢像を保有する、江戸時代から続く由緒ある寺院、五百羅漢寺さんの本堂で7月4日に行います(司会 : 増田将之)。

五百羅漢寺さんの本堂は三方にびっしり仏像があり、あまり多くの人を収容する事ができないため30 名が限界で、それ以上の参加希望者をお迎えすることはできません(全参加者より圧倒的に羅漢さんのが多いです(^_^;))。
そこで、今回は応募に公平を期するため、6 月11 日の正午から下記の要領で募集を行います。定員の30 名に達しますと、自動的に締め切ります。何卒ご理解の程、よろしくお願いいたします。

◆開催概要
日時:2015 年7 月4 日(土)
時間:18 時~20 時(開場・受付開始:17 時30 分)
場所:五百羅漢寺(東京都目黒区下目黒3-20-11)
アクセス:http://www.rakan.or.jp/map.html
定員:30 名
参加費:1500 円(当日お支払いいただきます)
*お寺へのお問い合せはご遠慮ください。お問い合せは当サイトの「CONTACT」でお願いします。

◆応募の仕方
6 月11 日正午より、以下の応募システムより募集開始。定員に達し次第締め切り。
ご友人とご参加の場合、どなたかが代表で複数枚購入可(4 人まで)。
携帯(ガラケー)には未対応のようです。スマホかパソコンからよろしくお願いいたします。
http://www.kokuchpro.com/event/idobata/

◆当日の予定
17 時30 分より受付開始
18 時より、五百羅漢寺僧侶、無垢品(むくしな)上人の案内で羅漢堂・本堂拝観
18 時30 分より、佐山上人、堀上人、加藤巍山氏のトーク・セッション(司会:増田将之)

◆登壇者プロフィール
佐山拓郎(さやまたくろう)
sayama
1975 年、東京下町の小さな寺院で生まれる。大正大学仏教学科卒業後、10 年間のサラリーマン生活ののち、縁あって五百羅漢寺へ。6 年間執事として勤め、昨年6月に、第40 世住職として晋山。

 

加藤巍山(かとうぎざん)
gizan
高村光雲の流れを汲む仏師 岩松拾文師の下で修業を重ね、独立。
仏像の他、日本の古典や歴史を題材とした作品を制作。歴史や伝統、文化に根差した「日本の美意識」と「無常観」の中に自己を投影しながら作品と向き合う。
現在、東日本大震災で被害を受けた岩手県大槌町「江岸寺」の本尊釈迦如来坐像を、京都の仏師 三浦耀山氏と共に造仏中。

過去の作品の一部。
sakuhin



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