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仏支の会(はじめに)

(Sorry, this entry is only available in Japanese. But you can read about other category in English)
以前、別サイトで運営していた「仏支の会」ですが、サーバー移転時に一旦閉鎖しました。サーバーの引越しは完了しましたが、新しいサイトを構築するまでの間、当サイトの1カテゴリーとして再掲します。

この「仏支の会」は特に厳しい年齢制限は設けておりませんが、極力若手の「仏支」にスポットを当てて紹介していこうという趣旨で立ち上げたものです。
「会」と名乗っておりますが特に会費を徴収したり、定例会があったりするわけではありません。

◆きっかけ
仕事の関係で私はお坊さんや仏師さんと関わる機会が多いのですが、この両者間の交流はほとんどありません。特に交流を深める必要があるわけでもありませんが、そのためにお互いがお互いをよく分かっておらず、時にとんでもない事が起きることがあります。

実際にあった例
これは東北地方で活躍するある仏師から聞いた話ですが、東北地方のあるお寺で仏像の修復の必要が生じ、一番安い費用を提示した業者に修復を依頼したそうです。が、これがなんと!ビフォー・アフターを見比べるとまったく別物。原型をとどめない彩色、おまけにアクリル樹脂でコーティングしてしまうという代物(アクリルコーティングは確かに丈夫にしますが、一度傷がつくと一気にそこから白く霞んでしまいます)。これはお寺が仏師をよく知らなかったことで起きた出来事でした。この事態を見て「私に依頼してくれれば絶対こんな風にはしなかった・・・」と悔やむ仏師の声が今も耳に残っています。

そこで両者のやっていることを知る機会を作れれば、という思いで立ち上げました。

◆仏支のワケ
そうしてやっていくうちに、仏像だけでなく、それ以外の仏具も実はあまりよく知られていないということが分かり、仏像を彫る仏師だけでなく、仏具にかかわる他の職人の仕事も紹介しようと思い立ちました。つまり、仏教文化に関係すること全般です。

仏教を文化という側面で捉えた場合、その中心にいるのは紛れもなく僧侶です。しかし中心にお坊さんがいるだけでは成り立ちません。その周辺で文化を支える人たちが必要です。それが仏具職人や仏師、そして一番外側には私達一般人です。

そこで「仏教文化を支える人たち」という意味で「仏支」と致しました。

◆(比較的^^;)若手の紹介にしたワケ
仕事上「大仏師」と呼ばれる一流の職人さんともご縁を頂いております。大仏師になるまでには非常なご苦労があったことは容易に想像できます。しかし、大仏師になれば仕事はあります。問題はその弟子の世代です(20代後半~30代くらい)。彼らが2~30年後に第一線で活躍してくれないと困る頃、とても厳しい状況になっているのではないかと考えます(お寺の減少、熱心な檀信徒の減少など)。そこでこの辺の世代を紹介しようと思いました。

2,3年後に注目のピークを持ってこようとは考えていません。2~30年後も今ぐらいの仕事環境があること、を目標に時間をかけてやっていこうと思っています。

ただ、厳しい将来があるのは事実でしょう。上記のような厳しい環境や作風・人柄などによる自然淘汰は致し方ないことです。それこそ「自然」ですから。しかし、スタートラインに立つことなく誰にも知られず廃業する若手が出るのは避けたい。そう思います。
ここではそういう趣旨で紹介していくので、派閥争いや妬み等の声は一切無視します。
*仏支の紹介だけでなく、その理解の助けになりそうなことも書いていきます。ご了承下さい。



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